2019-01-01から1年間の記事一覧
アウトプットのほうがインプットよりもはるかに重要であるという考えのもと、書かれた本です。アウトプットをするためには、十分な知識を得てからでないと、と気後れしてしまいますが、そこも著者はアウトプットできるだけの最低限のインプットだけしてしま…
大学生である栗栖川亜理は毎日のように、不思議の国でアリスが奇妙な仲間たちとかみ合わない会話を楽しむ(?)夢を見ていました。この夢の記憶が他人と共有されていることを、亜理は同級生の井森(不思議の国での人格はお間抜けなトカゲのビル)から教えられ…
統計学の本って、ページの多くが数式で埋まっていて、式を追うので精一杯。なんとか式は理解できたけど、この式は一体全体何を意味しているのか。 私は何のためにこの式を理解しようとしていたのか。そんなことが多々あります。 全体像を理解できないまま、…
最近、この系統の本ばかり読んでいる気がします。 一週間が早すぎて早すぎて、何もやらないうちに日々が過ぎていっている感覚に焦りまくっています。著者はテレビ番組「マネーの虎」に出演したこともある経営者で、亡き旦那さんが残した会社を継いで成長させ…
有名なこんまり本の漫画版です。 今更ながら、読んでみました。汚部屋で暮らすキャリアウーマンが、こんまりさんの指導の下、片付けに取り組んで、美部屋も恋もゲットするというサクセスストーリーです。 ありがちなストーリーはともかく、こんまりさんの教…
著者はご存知2ちゃんねるの元管理人です。 いろんな訴訟を抱えたり、トラブルに巻き込まれたりしながら、はたから見れば常に飄々としている著者。その鋼のメンタルを保つ秘訣について解説した本です。全編を通して感じたのですが、著者はなにが起きても冷静…
主人公の祐子が、久しぶりに会った地元の友人の文香から聞いた「ドロボー」なる都市伝説。 それは、一人で家にいるときにチャイムが鳴っても、決してドアを開けてはいけない。開けたら最後、ドロボーに体の一部を無理矢理持っていかれてしまうというものでし…
オリンピック競技にもなって注目を浴びはじめているクライミング。 以前からやっていた身にとっては、クライミングジムが激混みになってしまいますので、嬉しさ半分、面倒くささ半分、といったところでしょうか。誤解されがちですが、クライミングは腕力が全…
ビッグデータという言葉をよく耳にします。 ネットでの検索履歴、購入履歴などの個人情報もありますし、空からは無数の人工衛星が地上を観測しています。世の中には沢山のデータが蓄積され、その量はとても人の手では扱いきれません。しかし、今は情報社会。…
最近、プログラミングをはじめました。 新人教育のような体系立ったものではなく、完全に独学です。今まで、動かすことばかりに頭が行ってしまい、なぜこの本を読んでこなかったのかと後悔しました。人の読みやすいコードを書くにはどうすればいいのか、見た…
もしも、隣人が本当の隣人になりすました人物だったら? 隣に住む人当たりのいい人物が見せかけのものだったら?近所付き合いが希薄になっているという言葉はもはや耳たこの昨今。 表面だけを取り繕った隣人の正体を果たして、日々の一言二言の会話で見抜け…
「異世界◯◯」というテーマはいまややり尽くされている感がある昨今。 もはやテーマはないんじゃないかと思っていましたが、この漫画、まさかの言語学です。師匠である教授が体調不良(ぎっくり腰)になったため、異世界言語学者の卵であるハカバは、単身、魔…
とうの昔にアニメ化されて、今さらも今さらという感がありますが、ようやく読んでみました。幼女という単語がネックで手を出しそびれていたという理由もなきにしもあらず。帝国軍で魔道士として類稀な才能を見せるターニャ・デグレチャフは、その可憐で可愛…
変えたいことがあるなら、叶えたいことがあるなら、まず習慣から変えていきましょう。 習慣が変われば、すべてが変わる――ちょっと大げさなんじゃないの? と思ってしまいますが、下の一文を読んで確かになあ、と感じました。 【それは、「今の自分を作り上げ…
どんな偉人だって失敗をします。どんなに偉い人も完璧でない、だからみんなも失敗を恐れずにいろいろなことにチャレンジしよう、という趣旨の子ども向けに書かれた本です。対象年齢は小学校の中学年くらいでしょうか。エジソン、二宮尊徳、はてはジョブズま…
かなり前から本屋に平積みにされているのは見ていました、なんとなく表紙が綾辻行人っぽくて、失礼なところ、「パクリかなー」と思って手を伸ばさないでいました。映画化されるということもあり、ようやく購入。内容は定番のクローズド・サークルものです。 …
創元SF短編賞の受賞作品です。 以前、この作品の話を聞いたことがあって、ずっと読んでみたいなと思っていました。仏への信仰の力に律せられた世界――すなわち、佛理学[ぶつりがく]による世界がこの話の舞台。 SFとキリスト教を結びつけた話は結構多いと思い…
私が欠かさず買っているライトノベルのひとつです。 1巻に比べると、メンバーも増えてどんどん賑やかになっていますね。死と隣り合わせの、というよりは九割方棺桶に体を突っ込むような壮絶な遠征を経て、オラリオの街へと帰ってきたメンバーたち。 今回の巻…
タイトルはなんだかちょっとゲテモノじみています。 表紙のデザインもおどろおどろしい雰囲気があったりなかったり。タイトルと表紙から想像するイロモノかつ悪趣味な内容を期待してはいけません。 本書の内容は、医学・科学・技術の発展にその身を賭して貢…
ギリシャ神話とかケルト神話とか、華やかでファンタジー世界でおなじみの神話に隠れて、影が薄い(ような気がする)日本神話。 私も、中高大と長引く中二病を患っていた時は、完全にそっちに傾倒していました。いっとき、古事記を読み通そうと、こむずかし目…
ディープラーニング――流行っていますね。 Pythonをベースにしたディープラーニングのフレームワークは今や多数存在し、データの扱いから学習まで、非常に便利に行えるようになっています。便利になった半面、実際に何をやっているのか見えてこないところがあ…
「英語を使った仕事をしたい!!」そんな子供の頃からの夢を叶えるため、主人公・高村貴美子は一念発起して大手の会社を退職、アメリカへの一年間の語学留学へ旅立ちます。 語学留学を終えて日本へと戻ってきた貴美子は、意気揚々と外資への就職活動を開始す…
KPIとKGI。 働いたことのある人ならば、一度は聞いたことがある単語だと思います。他の人はどうなのかは分かりませんが、少なくとも私は、「あー、なんか目標を立てるやつでしょ」程度の意識でした。 というか、完全に試験対策で覚えていただけですので、KPI…
著者のいうオヤジとは年齢に関わらず、現状を変えようとしないで、ただただ愚痴を言いつづける「思考停止」状態に陥った人を指しています。 はっきりしたキャラクターのため、好き嫌いはあるにせよ、ライブドア事件のあとも不死鳥のように蘇り、さまざまな活…
トヨタでは、徹底的に工程をプロセス化して、不具合・異常を各工程で見つけ出す「自工程完結」で高品質を保っているそうです。しかもそれは工場に留まらず、いわゆるホワイトカラーの分野にも及ぶとのこと。本書は、トヨタでプロセス化に取り組み、今はコン…
以前に読んだ「現代百物語」の続編です。 このシリーズ、たくさん出ているのでひたすらに読み続けることになりそう。前回同様、著者が見聞きした怖い話が九十九綴られています。どの話も数ページでまとめられていますので、少し空いてしまった時間でも十分に…
漫画は書き出すときりがないと思って迷っていたのですが、一気読みの興奮冷めやらぬ状態でこの思いを吐き出します。 実写映画にもなっていますので、かなり有名な作品かと思います。 (私は今まで読んだことはなかったのですが……)主人公は瀬戸と内海の二人…
今現在、転職の意思はないものの、色々な本を読んでみたいなと思い、手を出してみたものです。著者はキャリアアドバイザーとして多くの人々の転職の相談を受けてきたという経歴を持っています。 それゆえに、目の当たりにしてきた成功、失敗例は豊富。そんな…
どちらかというと理系寄りの仕事をしているため、私個人は簿記に触れることはありません。 日商簿記何級とか、そんな言葉を聞いても、どれだけ難しいのかもピンとこない状況。本については雑食だということもありますし、いわゆる経理と呼ばれる人たちは何を…
山歩きとも少し違う、数日〜時には数ヶ月もかけて歩き通すロングトレイル。 なんとなく、昔の旅を思わせる旅行は私の心をくすぐります。北海道、奥多摩、京都、九州ーー日本各地のロングトレイルルートを写真と一緒にカジュアルに紹介してくれます。 (コラ…