雑食こけしの読書録

読書記録をメインに趣味のことをゆるく書いています

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

小島 寛之 『完全独習 統計学入門』

統計学の本って、ページの多くが数式で埋まっていて、式を追うので精一杯。なんとか式は理解できたけど、この式は一体全体何を意味しているのか。 私は何のためにこの式を理解しようとしていたのか。そんなことが多々あります。 全体像を理解できないまま、…

臼井 由妃 『やりたいことを全部やる! 時間術』

最近、この系統の本ばかり読んでいる気がします。 一週間が早すぎて早すぎて、何もやらないうちに日々が過ぎていっている感覚に焦りまくっています。著者はテレビ番組「マネーの虎」に出演したこともある経営者で、亡き旦那さんが残した会社を継いで成長させ…

近藤麻理恵, ウラモトユウコ 『マンガで読む人生がときめく片づけの魔法』

有名なこんまり本の漫画版です。 今更ながら、読んでみました。汚部屋で暮らすキャリアウーマンが、こんまりさんの指導の下、片付けに取り組んで、美部屋も恋もゲットするというサクセスストーリーです。 ありがちなストーリーはともかく、こんまりさんの教…

ひろゆき(西村博之) 『自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術』

著者はご存知2ちゃんねるの元管理人です。 いろんな訴訟を抱えたり、トラブルに巻き込まれたりしながら、はたから見れば常に飄々としている著者。その鋼のメンタルを保つ秘訣について解説した本です。全編を通して感じたのですが、著者はなにが起きても冷静…

最東 対地『おるすばん』

主人公の祐子が、久しぶりに会った地元の友人の文香から聞いた「ドロボー」なる都市伝説。 それは、一人で家にいるときにチャイムが鳴っても、決してドアを開けてはいけない。開けたら最後、ドロボーに体の一部を無理矢理持っていかれてしまうというものでし…

東 秀磯 『完全図解 スポーツクライミング教本 すべてのクライマー必読の教科書決定版』

オリンピック競技にもなって注目を浴びはじめているクライミング。 以前からやっていた身にとっては、クライミングジムが激混みになってしまいますので、嬉しさ半分、面倒くささ半分、といったところでしょうか。誤解されがちですが、クライミングは腕力が全…

西内 啓 『統計学が最強の学問である 』

ビッグデータという言葉をよく耳にします。 ネットでの検索履歴、購入履歴などの個人情報もありますし、空からは無数の人工衛星が地上を観測しています。世の中には沢山のデータが蓄積され、その量はとても人の手では扱いきれません。しかし、今は情報社会。…

Dustin Boswell, Trevor Foucher(著), 須藤 功平(解説), 角 征典(翻訳) 『リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』

最近、プログラミングをはじめました。 新人教育のような体系立ったものではなく、完全に独学です。今まで、動かすことばかりに頭が行ってしまい、なぜこの本を読んでこなかったのかと後悔しました。人の読みやすいコードを書くにはどうすればいいのか、見た…

前川 裕 『クリーピー』

もしも、隣人が本当の隣人になりすました人物だったら? 隣に住む人当たりのいい人物が見せかけのものだったら?近所付き合いが希薄になっているという言葉はもはや耳たこの昨今。 表面だけを取り繕った隣人の正体を果たして、日々の一言二言の会話で見抜け…

瀬野 反人 『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~ (1)』

「異世界◯◯」というテーマはいまややり尽くされている感がある昨今。 もはやテーマはないんじゃないかと思っていましたが、この漫画、まさかの言語学です。師匠である教授が体調不良(ぎっくり腰)になったため、異世界言語学者の卵であるハカバは、単身、魔…

カルロ・ゼン 『幼女戦記』

とうの昔にアニメ化されて、今さらも今さらという感がありますが、ようやく読んでみました。幼女という単語がネックで手を出しそびれていたという理由もなきにしもあらず。帝国軍で魔道士として類稀な才能を見せるターニャ・デグレチャフは、その可憐で可愛…

吉井 雅之 『習慣が10割』

変えたいことがあるなら、叶えたいことがあるなら、まず習慣から変えていきましょう。 習慣が変われば、すべてが変わる――ちょっと大げさなんじゃないの? と思ってしまいますが、下の一文を読んで確かになあ、と感じました。 【それは、「今の自分を作り上げ…

大野 正人 『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった! 』

どんな偉人だって失敗をします。どんなに偉い人も完璧でない、だからみんなも失敗を恐れずにいろいろなことにチャレンジしよう、という趣旨の子ども向けに書かれた本です。対象年齢は小学校の中学年くらいでしょうか。エジソン、二宮尊徳、はてはジョブズま…

今村 昌弘 『屍人荘の殺人』

かなり前から本屋に平積みにされているのは見ていました、なんとなく表紙が綾辻行人っぽくて、失礼なところ、「パクリかなー」と思って手を伸ばさないでいました。映画化されるということもあり、ようやく購入。内容は定番のクローズド・サークルものです。 …