臼井 由妃 『やりたいことを全部やる! 時間術』
最近、この系統の本ばかり読んでいる気がします。
一週間が早すぎて早すぎて、何もやらないうちに日々が過ぎていっている感覚に焦りまくっています。
著者はテレビ番組「マネーの虎」に出演したこともある経営者で、亡き旦那さんが残した会社を継いで成長させた敏腕女性社長とのこと。
そんな著者が社長業、講演、執筆とさまざまな活動を精力的に続けられる理由(考え方)を書いた本です。
しかし、このタイプの人の本を読んでいると決まって、「無尽蔵に体力と精神力があるのだろうか?」と思ってしまいます。何しろ、著者は朝の2時から活動を開始するそうです。起床時間に合わせて、就寝時間は7時だそうですが、にしても、2時に起きられますかね?
早起きを推奨するビジネス書は多々ありますが、2時はとんでもない。
ある意味、時間の自由がきく人だからこそできる生活かもしれません。
著者があとがきの中で書いていたこの一文。
時間がないという人に限ってこの傾向があるそうです。
大変、耳が痛いです。
【「グレー時間」とは、仕事をしているでもなく、遊んでいるでもなく、休んでいるでもない、何もしていない時間のことです。】
濃い時間を過ごす人は思考からして違うな、と実感しました。
自分の時間は自分で確保しないとなあ。
- 作者: 臼井由妃
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2018/10/02
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る