雑食こけしの読書録

読書記録をメインに趣味のことをゆるく書いています

Dustin Boswell, Trevor Foucher(著), 須藤 功平(解説), 角 征典(翻訳) 『リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』

最近、プログラミングをはじめました。
新人教育のような体系立ったものではなく、完全に独学です。

今まで、動かすことばかりに頭が行ってしまい、なぜこの本を読んでこなかったのかと後悔しました。

人の読みやすいコードを書くにはどうすればいいのか、見た目を整えることから、コード進行をスムーズにする方法まで、懇切丁寧な解説が盛りだくさんです。
その書き方がよい理由もきちんと説明があり、ひとつひとつ腑に落としてくれます。


【「他の人」というのは、自分のコードに見覚えのない6か月後の「君自身」かもしれない。】


自分一人が使っているとしても、理解しやすいコードを書かねばならない理由として挙げられていました。

本当に全くその通りです。

変数名も適当、コメントもほとんどなしの使い捨てコードばかり量産している身としては、穴があったら入りたいくらい。

整備するのがめんどくさいなあ、と思っていましたが、
冷静に考えてみると、新しく作り直す方がめんどくさいし無駄が多いですね。
人様に見られても恥ずかしくないようなコードをちゃんと書いていくことにします。

特定のプログラミング言語ではなく、一般的な心得として書かれているため、対象者を選びません。
というよりも、言語を学ぶ前に読むべき本だと思います。本当に役に立ちました。

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)