田畑 泉『究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング』
数十秒間で疲労困憊するような運動を、休憩を挟みながら繰り返すことにより身体能力を鍛えるという、有名なトレーニング方法です。
スピードスケートの清水選手が取り入れていることでも有名です。
その手法について、提唱者の田畑博士が手ずから書いた本書。
実際のトレーニングメニューを写真で解説しつつ紹介されていますので、今すぐにでも始められる懇切丁寧な作りになっています。
本書で紹介されているタバタメソッドは、無酸素運動と有酸素運動のいいとこどりのようなそんな手法なのだそうです。
しかも、実際の運動はほんの4分で、アップとクールダウンを含めても三十分程度と、時間的な制約も少ないのも大きなメリットです。
面白そうなので、やってみたいと思いながらやはり室内でやるにはドタバタしすぎるため、まだ一度もできていないのが現状。
たった二十秒で疲労困憊になるくらいの負荷の高い運動なのでそれも当然なのでしょうが、テレワークの合間にとはなかなかうまくいかないものです。
負荷度合いを含めて様々な運動が紹介されており、試してみるには十分すぎる情報量だとは思っているのですが……
ちなみに、本書のフォームのモデルをしているのは、体育大学の学生さんだそうです。
形がとてもきれい。そして、ジャンプ力が高過ぎて見惚れてしまいました。
流石の身体能力です。