荻野 淳也『心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス』
今(?)流行りのマインドフルネスに関する本です。
Googleでも取り入れられているということで話題になっていました。
ともすれば日々の生活に追われ、目の前の雑務で手一杯になってしまうときに、少しだけ体の声に耳を傾けてみましょう、というのが全体の趣旨でしょうか。
ゆったりした時間を過ごすためのコツや行動がたくさんリストアップされています。そのうちのいくつかでもできれば、小さなマインドフルネスが行えるとのことです。
項目のいくつかを挙げると、以下のようなものがあります。
【香りを意識しながらお茶を淹れる】
【小さなひとり旅をする】
【自分が大事にしていることを考える】
これって、いわゆる「丁寧な暮らし」と似ています。
もしかすると、この間読んだ仏教の教えにも通じるものがあるような気も。
名前こそ違えど、こうして自分と向き合う時間をとることは人間の共通認識としてある、重要なことなのかもしれません。
心を亡くすと書いて忙しい。
私も最近、心を亡くしてばかりなので、今一度、見つめ直した方がいいのかもですね。
心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス
- 作者:荻野淳也
- 発売日: 2018/06/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)