新井 文彦(写真), 白水 貴(監修), ネイチャー&サイエンス (構成・文) 『毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの』
この手の本が大好きなんです。
酒のつまみにすると悪酔いするきのこから、食べたら死ぬきのこまで、さまざまな毒と外見を持つきのこたちの写真集です。
きのこってなんでこんなに魅力的なんでしょうね。
フォルムが愛らしくて、写真だけでもいつまでも見ていられる気がします。
特に印象的だったのは、ヒトヨタケというきのこ。
【その名のとおり、一夜にして生まれ、一夜にして溶けてなくなるきのこです。自らの胞子を液に溶け込ませて地面に落とし、命をつないでゆきます。】
溶けていく写真も載っているのですが、これが実に不気味かつ蠱惑的なのです。
これはぜひ、生で溶けるところを見てみたいものです。
(庭先レベルの自然でも見えるみたいなので、意外とご近所で見つけられたりするのかも)