須藤 亮 『スマホメモ 仕事と人生の質を上げるすごいメモ術』
自分の思考をとにかくアウトプットしよう、という趣旨の一冊です。
アウトプットするのが悪いことだ、と言う人は誰もいないだろうと思いますが、つどつどメモ帳を出して書きとめて、というのはあまりにも面倒くさい。
であれば、誰もが常に持ち歩いているスマホにどんどんアウトプットすればいいじゃないか、ということで、スマホにメモすることの効果や、メモを死蔵させないための方法などが書かれています。
根っからの面倒くさがりの私にとっては、スマホに入力する手間さえも面倒に思ってしまうのでは、と危惧したりもしてしまいますが……
筆者は、習慣にしてしまえば面倒どころか、アウトプットしていないと逆に落ち着かなくなると書いていますが、習慣にするまではある程度の努力は必要でしょうね。
【一言で言うと 、人類は脳の拡張競争の時代に入ったのです。】
もはや、スマホひとつあれば世界中の情報を取り出せるようになった現在。
たしかに知識を自分の脳に詰め込むのがどれほど価値があることなのかについては、疑問です。
覚えることにリソースを割くのではなく、自分の思考として付加価値を与えることに努力を注ぐべきだろうなと感じました。
私もこつこつとアウトプットをしていこう。
- 作者: 須藤亮
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2018/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る